6-4 ファイルトランスレート機能 EDIとは商取引データのオンラインによるデータ交換システムであり、そのデータ(情報)にはさまざまなものがあ ります。 複数のデータの種類を扱う場合、従来から稼動しているシステムで使用されているデータ(フォーマット)又は各企業がすでに独自で使用している異なったフォーマットを標準的に変換する機能が必要となります。その機能がファイルトランスレート機能でです。 eWEScomではGUIにより簡単にパラメータ設定(項目再配置)ができます。(図6-4-1 参照 ) |
図6-4-1 パラメータ設定画面
① | 処理内容選択 | どの方法でパラメータを作成するか選択する |
② | OKボタン | 選択された処理画面に切り替えます |
③ | ファイル名 | 変換元となるファイル名 |
④ | 変換先ID | 変換先となるファイル名 |
⑤ | キー項目 | レコード種に対する判別キーを入力します |
⑥ | 行挿入ボタン | 項目情報の表に空の1行挿入します |
⑦ | 行削除ボタン | 項目情報の表の1行削除します |
⑧ | 項目情報 | |
チェックボックス | 行挿入、削除の対象行を認識する | |
項目ID | 半角項目名 | |
項目名 | 全角項目名 | |
TYPE | 型を入力 #…レコード区分 X…文字型 9…数値型 Y…日付(西暦) W…日付(和暦) |
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整数 | 桁数を入力 | |
小数点 | 小数点桁数を入力します。 | |
変換先項目位置1~5 | 図Xの項目NOを入力します。 | |
⑨ | パラメータ作成ボタン | パラメータ作成処理が実行されます |
⑩ | クリアボタン | 初期画面に戻ります |
⑪ | 終了ボタン | 画面を閉じます。 |
図6-4-2 変換先ファイル項目
上記の方法の他にCOBOL言語で記述したCOPYライブラリを利用して パラメータマスターを自動的に作成する方法もあります。 |